ストレスは便秘の大敵

ストレスは便秘の大敵

便秘はなにも腸内環境によってのみ生じるものではありません。ストレスなど精神的な要因によっても便秘は引き起こされます。
便の排泄は、腸のぜんどう運動が大きくかかわっているということはすでに述べましたが、この腸の運動をつかさどるのが自律神経なのです。さらにいうと自律神経のうち、リラックスした状態によく働く副交感神経が腸の運動をささえています。

 

腸が寝ている間によく動くというのはこの副交感神経によるところなんですね。

 

しかし人間はストレス状態に置かれると、この交感神経と副交感神経のバランスがくずれてしまいます。つまり本来リラックス状態であるときまで交感神経が働き、その結果、副交感神経の働きがよわくなってしまうんですね。

 

よく「疲れ過ぎて眠れない」とか「興奮しすぎて眠れない」などという現象が生じるのも交感神経が過度に活性化されていて副交感神経が働かないため眠ることができなくなってしまっているのですね。

 

同じように、交感神経が過度に活性化された結果、副交感神経がつかさどる腸がうまく働かなくなってしまうということが起こるのです。

 

だからこそストレスは便秘解消を障害なのです。ストレスは、スポーツをするなど発散させるようにしましょう。またパートナーやペットなどとのスキンシップもストレスを緩和させる効果がありますので積極的に取り入れていきたいものです。


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